
おっひさっしぶりです!
もちもちおもちのおもち君だよ。

おもち君生きてた!!!

こないだおもちちゃんと行った小林海都さんのピアノリサイタルの感想を書くよ!

おぴぴ!!!(ピアノ)
小林海都ピアノリサイタルの感想
感想の前に小林海都さんについて少しお話するね。
小林海都さんについて
2021年世界最難関のピアノコンクールの1つとして知られる、リーズ国際ピアノコンクールで、46年ぶりに日本人歴代最高位の第2位とヤルタ・メニューイン賞(最優秀室内楽演奏賞)を受賞したとってもすごい人なんだ。
更に2024年には第12回浜松国際ピアノコンクールで3位を受賞!
他にも多数の賞を受賞して国内外問わず幅広く活躍している素晴らしいピアニストさんだよ。
これまでの成績で今年開催されているショパンコンクールの予備予選を免除されて一次予選から参加できるんだ。

ショパコンの予備予選は日本の有名ピアニストも多く参加していたけど、予備予選を通過できなかった人も多い厳しいコンクールなんだ。
その予備予選をスキップできるっていうのは本当にすごいことなんだよね。

牛田智大さんもスキップ組なの!!
ピアノリサイタルの感想
2025年7月13日、僕たちが向かったのは新潟県上越市にある高田城址公園オーレンプラザ。
会場に着くと早速立て看板を発見。

中に入ると人がざわざわ。親子連れが多いのは、18歳以下の人は無料でさらに同伴の保護者はチケット半額っていう何ともお得なリサイタルだからなんだ。
受付でパンフレットを貰って着席。
オーレンプラザは何度も来たことあるから馴染みのある大ホールでゆっくりと鑑賞できたよ。


オールショパンプログラム。ショパコンで課題曲になっている曲で構成されていたよ。
24の前奏曲 Op.28より
第7番 イ長調
第8番 嬰へ短調
第9番 ホ長調
第10番 嬰ハ短調
第11番 ロ長調
第12番 嬰ト短調
ポロネーズ第2番 変ホ短調 Op.26-2
バラード第3番 変イ長調 Op.47
子守歌 変ニ長調 Op.57
スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ノクターン第17番ロ長調 Op.62-1
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
24の前奏曲7番と言えば、太田胃散のCMでお馴染みの曲。
ゆっくりとした長調の美しいメロディー。この1フレーズで小林海都さんの音の素晴らしさがわかる。
打って変わって8番は短調の速い曲。
ここまでの素晴らしいピアニストさんだと流れるように速いパッセージをこなしていく。
7~12番まで聴くとこの方は長調のほうが合ってるような気がした。
次はポロネーズ第2番。
初期のショパンのポロネーズは有名な英雄ポロネーズとは少し雰囲気が違って密集和音を多用した陰鬱な雰囲気になってるんだ。
重厚さと軽やかさを感じるポロネーズ。
間の取り方もとても自然で癖は少な目に感じたよ。
続いてバラード第3番。
今日1番驚いたのがこの曲。
なんて美しく叙情的なんだ!
これまでバラードはそれなりに聴いてきたけどこんなに美しいバラードは聴いたことがない。
バラード3番ってこんなに良かったっけ?と家に帰って聴いてみるものの別の曲を聴いてるみたいにあの感動がない。
小林海都さんはこの曲が得意なのか、それとも何か思い入れのある曲なのか、今回のリサイタルでずば抜けて1番良かったなあ。
ちなみに器楽楽器にバラードっていう形式を初めて取り入れたのがショパンなんだ。
バラード3番は「水の精」と名付けられた詩に着想されているといわれていて、詩の内容は、青年から永遠の愛を誓われた娘が、青年の誠意を試そうと湖の精に姿を変えて現れたけど、彼はその誘惑に負けて、湖の精に魂を奪われてしまうっていうものなんだ。
負けたんかーい。
続いて、子守歌。
これまじで寝れる、ってぐらい心地よい響き。
形をほとんど変えることなく続く左手の伴奏の低音の優しいこと優しいこと。
高音はやっぱり美しい。ポロポロと音の粒がこぼれていく。
優しい揺りかごのような左手の伴奏と幻想的で特異なリズム感を出す右手のバランスが難しい曲なんだけど見事に調和されていたよ。
前半最後はスケルツォ第2番。
ショパコン予備予選で嫌というほど聴いたスケルツォ第2番。
これは好みが分かれる演奏だなと思った。
序盤~中盤に出てくる高音のメロディーがちょっと尖ってるなっていう印象を持ったんだ。
きっとわざと、というか、他の部分との変化をつけているんだと思うけど、この弾き方は人によっては刺さって良い!と思うだろうし、また違う人ではちょっと強すぎない?って思うところかもしれない。
休憩を挟んでまず最初はノクターン第17番。
ショパンが存命中に残した最後のノクターンで、ノクターンの最高傑作と言われる名曲だけど演奏会ではあまり聴くことがない曲。
音が良い人はノクターンは絶対良い。
予想通り心地よい響きのノクターン。
ノクターンの中でも美しい旋律を弾くための繊細さが求められる難しい曲だけど小林海都さんにはとても合ってる気がした。
次は舟歌。
穏やかな曲だけど弾くとめっちゃ難しい曲。トリルは多いし三度の和音も続くし。
それをすらーと弾いていらっしゃる(ように見えるだけかもしれない)。
最後はピアノ・ソナタ第3番。
ショパンの数少ないソナタの中でも人気が高く完成度も難易度も高いのが第3番。
2と4楽章は難易度の高い技術が求められて、1と3楽章では豊かで美しい表現力が必要とされるんだ。
ここまで聴いて、絶対ソナタは良いに決まってるって確信してたんだけど期待を裏切らないよねー。
僕が気に入ったのは3楽章と4楽章。
4楽章は今日の演奏曲の中で一番迫力のある演奏で、最後の曲ということもあってか拍手も一番大きかったよ。
でも残念だったことがあって、1楽章から2楽章にかけて会場で変な音がずっと鳴ってたんだよね。
外で掃除機かけてる?みたいなモスキート音みたいな高い音がずっとピーって鳴ってたんだ。
音の正体はわからないけどこの音のせいで演奏に集中できなかったのが悔やまれる・・・。
全体を通して、やっぱりショパコンに照準を合わせた演奏をしていらっしゃるなーと感じたね。
正統派ショパンの演奏を求められるショパコンは情緒的すぎてもいけないし、かと言って印象に残らないような演奏は絶対だめ、っていうかなり厳しいコンクールなんだよね。
今回のリサイタルで特のバラード3番はショパコンでも通用する演奏だなと確信したし、1次予選が早く観たいなと思ったよ。
演奏とは関係ないところの話をすると、世界的に活躍してる素晴らしいピアニストさんのリサイタルでチケットも大人3000円と破格なのにも関わらず観客が少なかったのが残念だったなぁ。
辻井伸行さんみたいに超絶知名度のある人でないと観客がなかなか集まらないピアノ業界って厳しいんだなぁと痛感したよ。
3000円で聴けるような演奏では間違いなくないんだけどね。
本当に素晴らしいリサイタルだったよ!!
リサイタルの行われたオーレンプラザを含む高田公園は今、蓮の時期でピンクの花も綺麗に咲いていたよ。

この日もとっても暑くて帰りに近くにあるスタバで一息つきましたとさ。

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