書籍 羽田圭介「黒冷水」の感想と考察。ストーキング兄弟の陰湿な喧嘩。ネタバレ少なめだよ。 読んだあとに残ったのは「気持ち悪い」っていう感情だった。鬱小説としておすすめしてもらった羽田圭介さんの「黒冷水」を読んだ感想と考察だよ。今回はネタバレ少なめだからまだ読んだことない人も大丈夫だよ。 2024.08.28 書籍考察・レビュー
書籍 米澤穂信「ボトルネック」の感想と考察。タイトルの意味は?ネタバレ有りだよ。 「氷菓」で有名な米澤穂信さんの小説「ボトルネック」の感想と深読み考察をしたよ。ボトルネックって何?何がボトルネックなの?っていうことをネタバレありで書いているよ。鬱小説として紹介してもらったんだけどまじで鬱だった! 2024.08.27 書籍考察・レビュー
書籍 小説「蛇にピアス」の感想。この小説が伝えたかったことは何なのか考察。 芥川賞を受賞した金原ひとみさんの「蛇にピアス」の感想だよ。小説発表当時にはまだ全然認知されていなかったボディピアスやスプリットタン、タトゥーを題材にした純文学小説なんだ。みんなは生きてる実感ってある?生きてる実感が欲しくて痛みを求める心理とか、とにかく人間の内部をえぐいぐらい描写してる作品なんだ。 2024.08.21 書籍考察・レビュー
書籍 小説「去年の冬、きみと別れ」のネタバレなしの感想。芥川龍之介「地獄変」がモチーフのミステリー小説。 「去年の冬、きみと別れ」は中村文則さんのミステリー小説で、不可能と言われた映画化もされた作品だよ。今日はその感想をネタバレなしで書いていくよ。芥川龍之介の「地獄変」を知っている人はより理解できる内容なんだ。勿論知らなくても楽しめる小説だよ。 2024.08.20 書籍考察・レビュー
書籍 辻村深月「盲目的な恋と友情」をレビュー&考察。文章から読み解く2人の女性の闇 「盲目的な恋と友情」はタイトル通り、恋と友情に盲目的になる2人の女性の話。小説らしい話というよりはリアルにいそうな女性2人を一人称視点で書いているよ。あらすじと会話から詳しく考察していくよ。結末は衝撃的だからここではネタバレしないように伏せておくね。 2024.08.03 書籍考察・レビュー
書籍 フランツ・カフカ「変身」のレビューと完全考察。後味が悪くモヤモヤする不条理のお話 カフカの名作「変身」の考察と解釈。不条理文学とされるこの作品で主人公グレーゴルが虫になってしまった理由は一体何なのか。グレーゴル、妹、両親の家族の関係から「変身」に隠された本当の物語をあらすじを書きながら紐解くよ。 2024.08.02 書籍考察・レビュー
書籍 貴志祐介「青の炎」をレビュー。悲しく切ない17歳の完全犯罪。青春と混沌が交わる倒叙ミステリーの傑作 嵐・二宮和也と松浦亜弥主演の映画「青の炎」の原作小説のレビュー。キャッチコピーの17歳の完全犯罪とは一体どういうことなのか、倒叙ミステリーの傑作とも言える本書のレビューをネタバレ少なめで書いているよ。 2024.08.01 書籍考察・レビュー
書籍 小説「人間失格」をレビュー。何故生きることはこんなに辛いのか。本当の自分の居場所はどこに 太宰治の名作「人間失格」。僕の人生にも大きく影響を及ぼした危ない作品だ。そんな「人間失格」の簡単なあらすじとレビューをする。自分を偽りながら生きた主人公・葉蔵の独白。そして太宰に翻弄された僕のお話。 2024.07.31 書籍考察・レビュー
書籍 小説「悪と仮面のルール」をレビュー。生きるために犯した罪は悪と呼べるのだろうか この人の作品を読んだら自分の中にある狂気が目覚めてしまいそうだと感じなかなか読めないでいた。素晴らしい作品は人を生かすことも滅ぼすこともできるのだと僕は確信している。もしかしたらそんな一冊になるかもしれない、と思った中村文則さんの作品「悪と仮面のルール」を紹介する。 2024.07.28 書籍考察・レビュー
書籍 小説「葉桜の季節に君を想うということ」をネタバレなしでレビュー。タイトル回収が美しい小説 有名な本だけど運良く予備知識はなくて、純愛小説だと思って読み始めた。ある意味その予想は当たっていたんだけど、この作品は読んだあとに「騙された!」と思うような仕掛けが施されている小説だった。そんなトリックが仕込まれている「葉桜の季節に君を想うということ」のレビューをする。勿論、この本の一番の魅力であるトリックのネタバレはなしだよ。 2024.07.25 書籍考察・レビュー