今の時代にさ、コードついてるイヤホンつけてる人って逆にかっこよくない?
いや、わかるよ、時代はワイヤレスだよね、わかるわかる。
コードって邪魔だしね、煩わしいしね、うんうん。
けどかっこよくない!?
ヘッドホンもさ、ファッションの一部としてつけてるとかっこいいじゃん?それと同じでさ。
それに有線イヤホンって悪いことばかりじゃないんだぜ。
有線イヤホンのメリット
まずイヤホンが欲しい君の予算が5000円だったとする。
よりいい音のほうがいいに決まってるよね?
はい、有線~
あ、イヤホンが耳から外れたっ!!
ワイヤレスイヤホン「じゃあの」
有線イヤホン「しっかり君と(スマホと)繋がってるよ☆」
はい、有線~(ご一緒にっ)
周りに電波が飛び交っている!
ワイヤレスイヤホンから遅延のお知らせです
有線イヤホンは電波とか関係なーい
はい、有線~(えぶりばでぃ~)
pipipi 充電が残り10%です
やべー充電しないと音楽聴けなくなっちゃう!!家まであと10分、無音かー(落胆)
有線はスマホが生きてる限りあなたに音楽をお届けし続けます
はい、有線~(もっと大きな声でっ)
ほらね??
有線イヤホンってすごいでしょ?
もうここまで読んだ君は新しいイヤホンを有線にしよっかな・・・って思ってるよね。
・同じ値段なら有線の方が音質が良い(ただしきちんと選ぶ必要あり)
・耳から外れても落下したりなくしたりする危険がない
・音飛びがない
・充電器いらないし充電も必要ない
イヤホン選びで気を付けること
イヤホン選びで音質ってのは勿論重要なんだけど、これは数値で見てもわかりづらいし、音楽ジャンルごとに向き不向きがある。
高音質なイヤフォンランキングとかネットでよく見かけるけど、ランキング上位のほうが自分にとっても良いかどうかは別のお話。
ぐ〇ナビで1位のお店の食べ物を100人が食べて100人全員が1位だとは思わないように統計は総合的な順位であって絶対的な指数じゃあない。
イヤホンに限らず物を選ぶ時には自分の好みにどれぐらい近いかというのが一番重要なことだ。

ヴィトンとかシャネルとか一流ブランドのものをつけてても似合ってなきゃ全然意味ないよね!!

あたいは何が似合うかなー??

(これ言ったの買わされるやつや・・・)
重視する音域を把握する
自分がよく聴く音楽のジャンルは何かを考えてそれに合ったものを選ぶ、これが理想のイヤホンに出会える一番の近道その1。
例えばロックやクラブミュージックをよく聴く人は低音がよく鳴るもの、クラシックやインストゥルメンタルだったら高音が響くもの、っていう風にジャンルでどの音域を重視するかを選ぶ。

じゃあボーカルの声が高いロックだったらどうするの??

高音って言っても女性のオペラとかじゃない限り中音域が得意なイヤホンで大丈夫だよ
その2はジャンルにこだわらずに、自分の好きなバランスを見極めること。
その1を否定するようなことだけど、ロックが好きな人の中にも、低音が響きすぎるのは嫌いな人もいるし、音楽ジャンルの特性と自分の好みが必ず一致するわけじゃないんだよね。
レビューとかで、ロック好きにおすすめ!って書かれているイヤホンを色々試したけどいまいちピンとこない人はジャンルの特性と自分の好みのバランスが離れている可能性がある。
このタイプの人は自分の好きなバランスを探すしかない。
イコライザーがある音楽再生機やスマホで音楽を聴いている人は、イコライザーの設定を変えて同じ音楽で低音強めと高音強めのバージョンで聴き比べてみてほしい。
かなり大げさに変えて聴き比べるのがコツ。
これで自分が低音強めが好みなのか、それとも高音強めが好みなのかがわかる。
どっちもぱっとしなかったら平均的にバランスが良いものが好きという可能性がある。
ここまでするのは面倒だなって人に一番いいのは試聴すること。
ただ家電量販店じゃ種類が限られてるから、田舎の人は辛いところ(僕も含め)。
イヤフォン専門店に行ける人は試聴して決めるのが一番おすすめだよ。
・よく聴く音楽のジャンルから特に強調したい音域の得意なイヤホンを選ぶ
・イコライザーを使って自分の好みのバランスを探す
・近くにイヤホンを多く取り扱っているお店がある場合は試聴する
ストレート(I字)とL字プラグ
L字プラグは断線しにくいってよく見るんだけどさ、あれ嘘だから。
イヤホンはプラグとケーブルの接続部分が一番断線しやすい部分なの。
L字プラグは横方向の力には強いけど、縦方向の力には弱い。
例えばズボンのポケットにスマホを入れて音楽を聴く場合、L字プラグだと下の絵のようになる。


スマホ落ちそうだしこの人の足おかしいwww
見てわかる通り、この状態だと断線しやすいよね。
いつもどういう状態でイヤホンを使うかを考えたらどっちを選べばいいかがわかるよ。
・スマホをポケットに入れて聴く人はストレートプラグがおすすめ
・カバンの中に入れてスマホを横にしまう人はL字プラグがおすすめ
・寝っ転がりながら使う人はL字プラグがおすすめ
最新機種がいいとは限らない
イヤホンに限ったことじゃないんだけど、最新のものが常に一番良いわけじゃない。
1つ前の型のほうが良い場合も多々ある。
もし欲しいと思うイヤホンがある場合は、前の型も見ることをオススメする。
最新のものと何が違うのかを比べて、大して変わっていない(マイナーチェンジ)とか、前の型のほうが評価が高ければそっちを選ぶのもアリ。
最近はハイレゾ対応のイヤホンも多いけど、再生機のほうもハイレゾに対応していないと意味がない。
もっと言えば曲自体もハイレゾ音源でないと意味がない。
ハイレゾ対応=高音質ではないので気を付けよう。
おすすめ有線イヤホンの紹介
プチイヤホンマニアの僕がおすすめするイヤホンを紹介していくよ。
今回は5000円以下で比較的手を出しやすいものに絞って書くね。
final E2000
デザインの美しさに惹かれて購入したfinal E2000。
アルミ削り出しのボディでとても高級感がある。
イヤホン本体がとても小さく重さで外れるといったこともないし、タッチノイズ軽減のためのイヤーフックが付属しているので更に安定感が増す。
バランスのとれた音質で、聴き疲れしないので音楽をずっと聴いていたくなる。
強調する音域をあえてつくらないことで自然な音でかつ臨場感の溢れるサウンドになっている。
イヤーピースにもこだわっていて、イヤホン本体につける内側の部分と、耳に当たる外側の部分で材質が違う。
内側は固く、外側は柔らかい。
しかも5種類も入っているのでサイズが合わないということもほとんどない。
イヤホン好きで知らない人はいないというぐらい人気のイヤホンで、価格は3000円台~とかなりリーズナブル。
E2000とE2000Cがあるが違いはマイクとリモコンがついているかどうか。
通話したりしたい人はE2000Cを選ぶといいよ。
final E3000
さっき紹介したfinalのEシリーズの別のやつ。
見た目はそっくりだけど音質には違いがある。
E2000はロックとか激しい音楽向きなんだけど、E3000はボーカルがとっても聴きやすいからしっとりとボーカルの声を聴きたい人はこっちがおすすめ。
高音に強いってわけじゃないけど、僕は女性ボーカルの曲を聴くときや、クラシックを聴くときはこっちを使ってるよ。
E2000より少しだけ価格が上がるけど、それでも5000円以下。
発売してからかなりの年数が経つけど未だに人気なのってすごいよね。
JBL ENDURANCE RUN2
安心と信頼のJBL。家電量販店に行けば必ず見るメーカー。
音作りにこだわっていて、どれを買えばいいかわからない人はJBLのイヤホンを買っとけばそこまでハズレはないと思う。
その中でもコスパがいいのがこのJBL ENDURANCE RUN2。
とくにおすすめしたいのは、ウォーキングやランニングを含めた運動中にイヤホンを使いたい人。
耳に装着するときにイヤホンをひねりながらつけることで装着感をアップさせる「ツイストロック構造」となっている。
そして汗や雨に強い防汗仕様。
長時間装着してても痛くなりにくい素材を使っている、ってもう運動する人じゃなくてもおすすめなんだよね。
カラバリも4色(白・黒・赤・青)あるからいいよね。
イヤホンって見た目も大事だし!!
水月雨 (MOONDROP) Quarks
イヤホン見ててさ、あーこのイヤホンかっこいい!!って思ったら中国製だったってことがもう数えきれないぐらいあるんだけど、それぐらい今って海外製のイヤホンが日本に入ってきてるんだよね。
中国製ってもしかしたらいいイメージ持ってない人もいるかもしれないけど、イヤホン界隈は今中国とか韓国の製品めっちゃ推してるよ。
その中でも特におすすめしたいのがこれ
まずこのクリアボディ―がくっそかっけええええええええ!
もうこの見た目だけでも欲しくなるんだけど、イヤホンの性能もほんとすごい。
音質はバランス型で、不得意な音域がほとんどない。
高音の抜けがよくて、JPOPなら女性ボーカルでも男性ボーカルでも大丈夫。
ちょっと低音が弱いかなと思うから中音域~高音域のボーカルの曲がおすすめ。
あとこいつ意外にもクラシックが合う。
とくにねオーケストラ。まじおすすめ。
KBEAR Lark
まずこのイヤホンを見てほしい。
めっっちゃかっこよおおおおおおおおおおおおおお。
厨二心をくすぐるこのボディー。
最高だよ、君。
すごいのは見た目だけじゃない。
音質も最高なんだ。
バランスがとれていて、それでいて空間を感じることができる。
音楽を聴くのに使ってもいいけど、ゲームをする人は是非これをゲーム用に使ってみてほしい。
(なんか見た目もゲームのキャラがつけてそうだし)
そしてこのイヤホンは今まで紹介したイヤホンと決定的に違うところがある。
なんと、リケーブルができるのだ!!
リケーブルっていうのはケーブルだけ取って変えられるっていうこと。
だから万が一断線してもケーブルだけ買えばそのまま使えるし、最初からケーブルを別で買って音質を変えることもできる。
おおまかにだけど、銀のケーブルは繊細な音になるし、銅のケーブルは低音に厚みが増す。
バランス型のケーブルもあるし、音だけじゃなく絡まりにくいケーブルに変えたり、断線しにくい丈夫なものにすることも可能だ。
何よりも、リケーブルしてるなんてイヤホンマニアみたいでかっこいい(重要)

僕は体にくっつきにくいケーブルがいいな!たまにケーブルが体に食い込んじゃって大変なんだ・・・。
実はこれも中国製。いや、ほんと侮れないよ、中華製イヤホンは。
それでもどれにするか迷ったら
5つのイヤホンを紹介したけど、結局どれが一番いいかわからないって人におすすめするとしたら、finalのEシリーズだね。ロックとか激しい曲をよく聴く人はE2000、あんまりガヤガヤいわないかつ、ボーカルの声を重視する人はE3000。
Eシリーズのいいところは、音質だけじゃなくイヤーピースが豊富なこと。
だいたいイヤホンを買うとついてくる予備のサイズ違いのイヤーピースは2か3ペアぐらいなのに対してE2000、E3000には5つのサイズの予備のイヤーピースがついている。
イヤーピースの大きさってかなり大事で、耳に合ってないイヤーピースだと音漏れがしたり、音楽がしっかり聴こえなかったり、耳から外れやすくなってしまう。
イヤーピースを変えるだけで、同じイヤホンでも全く音の聴こえ方が変わると言ってもいい。
僕はソニーのハイブリッドイヤーピースがとても気に入ってて、ついてるイヤーピースが気に入らなかったらこれに変えてるよ。
今日紹介したイヤホンはほんとどれもおすすめだし、5000円以下で買えるものばかりだからイヤホン選びに迷ってる人は参考にしてほしいな。
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